校舎ブログ
【横浜校】職業紹介第7回「視能訓練士」
2016年11月2日
横浜校
みなさん、こんにちは。
新宿セミナー横浜校の石津です!
今日は真冬のような寒さでしたね。
気温の変化が激しいので、体調にはお気をつけてくださいね。
さて、職業紹介ブログ第7回は「視能訓練士(ORT)」について、ご紹介します!
視能訓練士(Orthoptist)は斜視や弱視などの検査、矯正訓練に加え、医師の診断の基礎データとなる視力、色覚、光覚、眼圧などの眼科検査の2つを行います。
斜視や弱視については、大人になってからでは正常な視機能を得ることができません。
そのため、視機能が発達する子供のうちに発見して早期に適切な治療をしなければなりません。
この訓練は長期間に渡るため、思いやりがあり、忍耐強く責任感の強い人が向いています。
矯正訓練は、現在家庭で行われることが多くなっています。
その中で視能訓練士は眼の状態の定期検査や治療のアドバイスなどを行っています。
さらに斜視・弱視の早期発見が徹底され、検査治療の対象が乳幼児まで広がってきています。
一方で高齢社会を反映して老人の眼疾患が増加し、眼科検査の需要が高まっています。
このように幅広い年齢の患者に対して検査需要が高まっているため、眼そのものや検査についての知識の充実が必要です。
現在、ほとんどの視能訓練士は、病院の眼科、また眼科医院で働いており、保健所や学校、福祉センターなど、活躍の場を徐々に広げてきています。
近年では、高血圧や糖尿病などにより突然視力が急激に低下したり、失明したりする人も増えています。そのような人の社会復帰を手助けするというリハビリテーション分野での活躍も期待されています。
ここまで視能訓練士について、ご紹介させていただきました。
・もっと視能訓練士について知りたい!
・視能訓練士になるにはどうしたらいいの?
などご質問、ご相談等あれば、ぜひ横浜校までお問い合わせください!
次回更新は「言語聴覚士(ST)」を予定しています!