校舎ブログ
【横浜校】職業紹介第8回「言語聴覚士」
2016年11月9日
横浜校
みなさん、こんにちは!
いつ冬物のコートを出そうか悩んでいる横浜校石津です。
さて、職業紹介ブログ第8回は「言語聴覚士(ST)」について、ご紹介します!
言語聴覚士(Speech Therapist)は、1998年9月に施行された「言語聴覚士法」によって国家資格になりました。国家試験を受験するには、指定養成施設で言語聴覚士として必要な知識・技術を習得し、卒業によって受験資格を得ます。
養成施設には、
・高校卒業後の大学・短大・専門学校の課程
と
・言語聴覚学科以外の大学卒業後の養成所の課程(2年制)
の2種類があります。
主な仕事は、医師などと連携して音声、言語、聴覚機能に障害がある人に対して、機能回復や機能維持のための訓練・指導を行うことです。
また、補助器(補聴器・人口内耳)や代用手段(コミュニケーション用の文字・絵カードやボード、パソコンなど)を使う訓練や、家庭や学校、職場の理解を求め、障害を持つ人が社会復帰できるよう環境を整えるという仕事も行います。
言語聴覚士はもともとコミュニケーション障害を主な対象としてきましたが、口腔のしくみや運動に専門知識を持つことから食べる障害に対しても対応しています。
就職先は、病院・保健所の医療機関のほか、肢体・言語障害児施設などの福祉施設、養護学校などの教育機関、研究機関、医療機関、補聴器などのメーカーなどさまざまです。
地域リハビリテーションの充実に伴って、一般診療所などでの活躍も期待されています。
ここまで言語聴覚士について、ご紹介させていただきました。
・もっと言語聴覚士について知りたい!
・言語聴覚士になるにはどうしたらいいの?
などご質問、ご相談等あれば、ぜひ横浜校までお問い合わせください!
次回更新は「診療放射線技師」を予定しています!